これまで独学で中小企業診断士の勉強を続けてきた冨田。2025年春からは診断士の養成課程にも通い始めました。仕事との両立で大変だと思うことや、設立時の初期メンバーだからこそ感じるファリスの成長について聞きました。

学校に通い始めて感じること

_学校に通い始めて、どんな生活になりましたか?

冨田:学校のある日は行きの電車で予習をしたりしています。学校まで通うのに1時間はかかるので、その時間を有効活用して予習や読書をしています。初めのころは電車で仕事をしていましたが、Wi-Fi環境が悪いのでやめました。電車での移動時間はプライベートの時間と割り切りました。

学校のない日はとにかく仕事をしています。学校で仕事にさける時間がとられているので、そこで頑張らないと追いつきません。

■学校のある日は全力で講義を受けて、学校のない日は全力で仕事をするといった感じなんですね

_学校に通われていて大変だと思うことや楽しいと感じていること

冨田:電車が大変です。出席率が9割以上でないと卒業できないので、10分電車が止まると遅刻しないか不安になります。
授業が終わった後も、本当は振り返りや他の受講生の方と意見交換をしたいのですが、帰りが遅くなるのですぐ帰らなければいけません。22時に授業が終わって、22時7分の電車に乗ります。もう猛ダッシュです!学校の日はヒールが履けません。

_楽しいことを教えてください

冨田:楽しいと感じることは授業そのものです。座学だけではなく、チームで意見を出し合ってまとめたり、プレゼンをしたり、教わったことをワークで実践できます。限られた時間の中で結構追いこまれますが、試験勉強や普通に仕事をしているだけでは経験できないようなことができるので、すごく有意義です。
学んだことが仕事で使えるのが楽しいです。「これを顧問先様に伝えよう」とか、「いつかこういうことをしてあげたい」っていうのがどんどん出てきて、診断士の勉強以外にも役に立っています。

デメリットがあるとすれば、土曜日も午前から講義があるので金曜日に飲みにいけないことくらいですかね(笑)

_忙しい日々の中での楽しみや息抜き、ストレス解消方法があれば教えてください

冨田:読書です。最近は原田マハさんの作品が好きでよく読んでいます。特に今年からは学校に通うために片道1時間電車に乗る生活が始まったので、月に5冊くらいまとめ買いして電車で読んだりしています。おかげで今年に入ってからたくさん本が読めました。
ほかにも、学校の先生が「これいいよ」って紹介してくれる本もあるので、読みたい本がどんどん溜まっていきます💦

あとは何といってもポンさんと哀ちゃん!彼らとのふれあいが毎日の癒しです。

⇧冨田が飼われているうさぎのポンさんと哀ちゃん。会社のデスクトップの壁紙にも設定していて、仕事中に見ては癒されているそう。

ストレス解消方法は断捨離です。ひたすら家の中のいらないものを捨てます!

働きやすい職場を提案から実現ヘ

_volume1.では在宅で仕事をできるようにしたいと仰っていました。実際にリモート勤務制度が実現しましたが、どのように感じていますか。

冨田:そうですね、働きやすくなったと思います。特に今は学校へ通うために早めに退勤しなくてはいけないので、自宅や学校の休憩時間など、事務所にいなくても中断した作業の続きができるようになったのはとても助かっています。

あとは、飼っているうさぎの体調が悪くなったときに自宅で様子を見ながら仕事をすることができたのは良かったです。私は基本的に出社するスタイルですが、突然のアクシデントで事務所に行けないときも、完全に欠勤することなく仕事ができるのはありがたいです。
お子さんがいる方であれば、「子どもが急に熱を出した!」というときも安心だと思います。

_事務所の雰囲気、スタッフの考え方など、入社したころと比べて変わったと感じることはありますか? 

冨田:今までは全部ひとりでやらなければならなかったのが、今は「声をかけあってみんなで頑張る!困ってそうな人がいたら一人にせず、助ける!」という会社になってきたなと思います。
昔は外注の集まりのようで、同じ事務所にいるのに、個々で仕事をしているようでした。今では人が増えて、チームを組んで仕事をするようになり、スタッフの距離が縮まったと感じています。
学校があって早めに帰るときも、「いってらっしゃい!」と明るく見送ってくれるので帰りやすいですし、「これやっておきましょうか?」と積極的にサポートしてくれるので、助かっています。
今はフルフレックスですし、リモート勤務でも仕事ができるようになったので、学校や実習との調整がとてもしやすいです。税理士やスタッフの方々も理解があり、柔軟に対応してくれています。

良い意味で変わってないところもあります。リモート勤務が導入されて、人数が増えてきたにもかかわらずルールがそんなに増えてない!ルールを作らなくてもいい範囲内で、自由に仕事をしている方がほとんどです。
自分本位じゃなく、周りへ配慮できる人が多いのはファリスのいいところの一つだと思います。

_ファリスは働きやすい職場ですか?

冨田:私はもちろん働きやすいです(笑)
でも、「私が」というより、新人や育休から復帰した人が働きやすいって思ってくれていたらそれでいいです。
私から見ると、ひとつの仕事を複数人かかわるようになったことで、意見を言いやすくなったかな?
委員会ができたり、グループ制になったり、事務所内での働き方が変わってきたから、色々な場所で関わり合えて、話しやすい雰囲気、相談しやすい雰囲気になりました。
(※ファリスには業務改善委員会、販促集客委員会、福利厚生委員会の3つの委員会があり、各々が活動を行っています。)

最近では未経験者の方へのサポート体制も整ってきました。
今までは教育担当が1人決まっているだけでしたが、グループ制を導入したことで、複数のスタッフと関わることができてコミュニケーションが増えました。
顧問先様によって会計のやり方が全然違うので、複数の人から教わることで、よりたくさんの知識を吸収できる環境になりました。

さいごに。

_この事務所で働いていてよかったなと思うことはなんですか?

冨田:大きく2つあります。
一つは顧問先様との関わりが多いこと。事務所によってはずっとパソコンの画面と向き合っているところもありますが、ファリスは人との関わりが多いです。顧問先様の未来の話は聞いていて楽しいですし、業績が上がると嬉しいです。中小企業診断士になる目標も出来ました。
もう一つは周りの人の成長やたくましさを目の当たりにできること。私が教育をしたスタッフが産休・育休から戻ってきた時の、彼らの仕事への向き合い方、取り組み方を見ると、教育していた時間は無駄じゃなかったと思えました。人との関わりが切れずに続いてこられたことが嬉しい。
2~3年くらいじゃ分からないことだなと思います。10年務めていたことの醍醐味です。

_就職活動中の方々にメッセージをお願いします。

冨田:会計事務所は当然のように締め切りも多いし、地味といいますか領収証の入力をしたり、申告書を作ったりとひたすらパソコンと向き合っているイメージを持たれる方も多いかもしれません。しかし、ファリスは顧問先様・スタッフ問わず人との関わりが多いので、
コミュニケーションが好きで、学びや成長を求める方が来てくれると嬉しいです。

ENTRY

茅ヶ崎市で税理士事務所の仲間になりませんか?
働きながら税理士を目指す、他業種未経験からの転職
子育てしながら、趣味の時間を大切にしながら……
多様なライフスタイルや目標を持つ方を応援する事務所です。

様々な求人募集をしています。